トウモロコシやソルガムの播種穴を掘りながら鎮圧する機械を、延岡市石田町の持原栄さんが考案し、作業に役立てている。鎮圧ローラーには市販の塩化ビニール製の水道パイプ(直径25センチ)を使用。このため、鉄板を使う通常の鎮圧ローラーに比べて土が付きにくいという。
また播種用の穴を掘る突起部分にも水道パイプ(直径5センチ)を使う。左右の突起の位置をずらすことで、両サイドの播種穴が互い違いになり、歩きながらの播種作業がスムーズに行える。この突起は、ローラーの回転を良くするための引っかかりの役目を果たし、左右の突起の間隔を管理作業機が入る長さに調整してある。
<写真:持原さんと鎮圧ローラー>