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ほこりが出ない牛の餌入れ箱(03年8月4週号・長崎佐賀版)

esabako.gif 「餌のわらなどをカッターで切ると、ほこりが舞うので健康に良くありません」と話すのは、福島町で繁殖和牛15頭を飼育する松本国茂さん。

 松本さんは、ほこりが出ないよう、横約1.5メートル、奥行約1メートル、高さ約3メートルの"はみおけ"ならぬ、牛の餌入れ箱= 写真=を自作した。餌箱には高さ2メートルの位置に約30センチ四方の穴を開け、カッターの吐き出し口に付けた円筒とつながっている。カッターで切ったわらや草は円筒を通って餌箱に送り込まれる仕組みだ。餌箱側面にはほこりを屋外に出すための排出口もつけた。

 「これを作ってからはマスクが不要になったし、せきもでなくなりました」と松本さんは喜んでいる。