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バレイショ収穫用台車を考案(2000年2月2週号・長崎版)

icsyda.gif 掘ったジャガイモを拾う作業は、コンテナを抱えたり手元に引き寄せたりと重労働だ。南高来郡口之津町丁の西村久雄さんは、この作業を軽減しようと「バレイショ収穫用台車」を考案。近所の農家の評判となっている。
 「娘がジャガイモ専業農家に嫁いでいて、収穫作業を手伝った時、コンテナが地面にめり込んで重いし、疲れるし、大変な作業だと思いました」と西村さん。「そこで、作業を楽にできないかと考案したのがこの台車です」と話す。
 台車は縦55センチ、横37センチの鉄骨に、直径19センチ、幅6センチのプラスチック製の車輪をつけたもので、重量は4キロと軽い。車輪が幅広いため地面にめりこまず、荷台を低くしたことで安定しているのが特徴だ。
 また、けん引用ロープを使ってスムーズに移動でき、台車を何台かつなげたり、バケツを付けることもできる。
<写真:「ジャガイモ収穫用台車」は、県発明工夫展で優秀賞を受賞>