平田市灘分町の川中武夫さんは、青ネギのかん水作業を省力・効率的に行うため自作のタイマー式自動散水装置を設置、早朝など好きな時間に手間をかけず散水できることから、栽培者の関心を集めている。
ハウス内に水道を配管し、給水口に通電式の電磁弁を取り付け、タイマーで時刻・散水時間を設定する。時間になると電気が入り、弁が開きハウス上部に取り付けた水道管を通してスプリンクラーから水が出る仕組み。
川中さんは定年退職するまで、電気工事関係の仕事に従事しており、こういった装置の組み立ては得意分野。「資材代はかかりましたが、ネギにとって最善の水管理ができると思います」と語る。