「柿が簡単確実につるすことができました」と話すのは赤泊村大杉の金子博さん。抗菌処理の樹脂製クリップに柿の実の軸を引っかけるだけで簡単につるすことができる「カキクリップ」を考案した。
大きな柿から小さな柿まで幅広く対応でき、干し柿づくりの省力化がさらに期待されると注目を集めている。
特徴は、実のなり軸を引っかける部分をV字形に改良したところ。樹脂メーカ
「このクリップは柿のなり軸をV字の溝に引っかけるだけでよく、外す時には逆さまにしてなでると簡単に外せる仕組み。樹脂製なので絡まないのも特徴」と金子さん。
材質はポリプロピレンを使用し、食品を扱うので抗菌処理を施してある。
その上、紫外線防止処理をして長期使用にも耐えられる。この新型「カキクリップ」は7月に製品化され、同時に特許意匠権の出願をした。
商品サンプル希望の方は発送も実施。
<写真:右が14個つり下げ用、左が10個つり下げ用。付属のクリップハンガーでつるす>