イチゴに被害を与える、ハスモンヨトウの幼虫。この幼虫の親をペットボトルを利用して誘殺しているのは、西彼杵郡西彼町の大場正行さん。
丸形でくびれのあるペットボトルを用意し、上部から約10センチの所で切り取る。そのふたの部分に穴をあけて針金を通し、ハスモンヨトウの誘引剤「ヘロディンSL錠剤」を取り付けて、切り取ったボトルに逆さまに入れたら出来上がり。 ハスモンヨトウの雄は、ヘロディンSLに含まれる雌の性フェロモンに引かれて、逆さになったペットボトルの入り口から入って捕まる仕組み。ペットボトルの下の方には、水抜き穴を2〜3個あけておけば水もたまらない。
「ハウスの近くに、このペットボトルをつるしておくだけで、よく取れる」と大場さんは話している。