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草刈り機の柄を切って、「枝打ち用はしご」(97年6月1週号・広島版)

rader.jpg 「廃品利用なので、費用は掛かってないんです」と話すのは、広島県双三郡作木村の福田哲雄さん。使えなくなった草刈り機の柄の部分を利用して「はしご」を作り、活用している。なかでもヒノキや杉の枝打ち用のはしごには、滑りにくくするために、はしごの両端に、昔、牛の背に付けていた鞍の一部分を使い、さらに、木に掛ける部分は、廃品の一輪車のタイヤを切って張り付けて、より滑りにくく、どんな大きさの木にもフィットするよう工夫してある。「草刈り機の柄の太さにあわせた穴をあけるのに苦労した」と福田さん。「これからも、いろいろなアイデア品を作っていきたい」と話している。

<写真:立てかけられたはしご>