胆沢町の岩城二美さんはこのほど、田植機にバックミラーを試作して田植えを行った。岩城さんは5年前から乗用田植機を使用しているが、苗の植え付け不良など計器に表れないミスがあるため、今年から自作のミラーを取り付けてみた。ミラーは、田植機の前方上部、高さ1.5メートルに取り付けられており、ミラーの大きさは縦30センチ×横90センチでアクリルミラーを使用。材料は近くのホームセンターから購入し、経費は全部で約3000円程度で半日で作り上げた。重量はアーム部分も含めて4.5キロと軽量だ。岩城さんは「植え付け状態が一目で確認できるようになったので、作業上の安全と作業効率もよくなった。ミラーの視界も良好」と話している。