【岡山支局】後月郡芳井町の佐藤安夫さんは、地元集落の県道・町道を自作の除雪機を使って除雪をして回っている。県の中南部、標高約500メートル山間地に住んでおり、毎年冬には雪が降り(5〜20センチ)困っていた。自宅周りをスコップやほうきで除雪するのにも一苦労だった。そのため自ら除雪をして回ることを決意。自宅の回りを自作の除雪機を使って除雪を始めた。除雪機は、幅2.1メートル鉄製で軽トラックの後ろに付けて引っ張るもの。当初は木製だったためすぐ壊れてしまい、現在では鉄製に改良している。20センチくらいの雪でしたら冬用タイヤ四本で結構引っ張ります。それ以上はチェーンを付ければ大丈夫」と佐藤さん。「鉄工所で作ってもらっても25000円くらいでできるので、山間地で雪が降る地域の方は、試してみてください」と話してくれた。