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希少な国産 高単価の期待 アーモンドに夢【9月3週号 山形県】

 【山形支局】一般社団法人アーモンド研究会(天童市鎌田)では、国内では珍しいアーモンド生産に取り組んでいる。現在の会員数は約50人で、県内外の農業者が所属している。今、最も力を入れているのは「アーモンドの女王」と呼ばれる「マルコナ種」の生産量を増やすこと。理事の佐藤隆さん(52)は、鹿児島からマルコナ種の穂木を取り寄せ、接ぎ木で約千本まで増やした。スペイン原産のマルコナ種は高級菓子などに使われ、かめばかむほど上品な香ばしさが口の中に広がる。輸入物でも1キロ6千円ほどの値が付くことがあり、希少な国産であればもっと高値が付くのではと、理事長の瀧口新一さん(68)と佐藤さんは期待を寄せる。

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〈写真:スペイン原産のマルコナ種〉








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〈写真:主に加工用に使用する「ダベイ」種〉







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〈写真:収穫間近のマルコナ種〉









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〈写真:ダベイ種の樹〉