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江戸東京野菜のレシピ集を作成〈東京小金井市周辺の大学生サークル・いがねこ〉(3面・暮らし)【2010年7月4週号】

100726_03.jpg 東京都小金井市周辺の大学生で構成するサークル「いがねこ」が、江戸東京野菜を使った料理のレシピ集を作成し好評を得ている。昨年12月にサークルが企画した「江戸東京野菜料理コンテスト」の入賞作品を掲載。料理に使用した「伝統小松菜」や「亀戸大根」などは、法政大学の農業サークル「あぐり」が小金井市の農家に協力してもらい栽培した。東京周辺で作られていた伝統野菜を使ったまちおこしに取り組む小金井市と学生、農家が連携して江戸東京野菜の普及を図っている。
 レシピ集は「亀戸大根と伝統小松菜の天むす」「しんとり菜のクッキー」など、創作料理部門とスイーツ部門から成るA5版全34ページの冊子だ。デザインは東京学芸大学美術科修士1年の本間由佳さん(23)が手がけた。
 「江戸東京野菜をもっと多くの人に知ってもらいたい」と話すのは「いがねこ」の代表、飯田剛史さん(25)=東京農工大学修士2年。江戸東京野菜の普及に力を入れる小金井市の取り組みに共感し、亜細亜大学、法政大学など地元の学生に呼びかけ、2008年11月に「いがねこ」を結成。現在は10人で活動する。
 料理コンテストは、江戸東京野菜の「東京長かぶ」「亀戸大根」「大蔵大根」「伝統小松菜」「金町小かぶ」「しんとり菜」の1種類以上を使用したレシピを募集、約60件の応募があった。書類審査を通過した19品を実際に調理して、各賞を選定し、レシピ集に掲載。資金は地域活性化などを支援する東京農工大学の資金援助制度を利用した。
 本審査で使用した伝統野菜は東京長かぶと金町小かぶを除き、法政大学の農業サークル「あぐり」が全量栽培したもの。小金井市関野町の約40アールの畑でトマトやナスなど栽培する大堀耕平さん(61)の畑の一部を借り、メンバーは週3日、交代で畑で作業した。大堀さんは「江戸東京野菜の普及に貢献してくれてありがたい。農業に関心を持って食べ物がどういう形で作られているのか伝えてほしい」と期待する。

(3面・暮らし)

〈写真上:大堀さん(左)と山中さん。レシピ集は2,000部発行された〉

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